- NETIS旧登録番号
YKアスコン KK-000016
薄層 KK-000018
PPアスコン KK-000019
YKパック KK-050053
NETISとは?・・・・・公共工事に活用できる有用な新技術を集めたデータベースで、国土交通省が運営管理しており一般にも無料で公開されています。http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp
アスファルト路面用常温補修材 YKアスコンシリーズは、
- 全天候型(路面が濡れていても使える)
- 排水性舗装(高機能舗装)を劣化(カットバック)させない
- ベタつかない
- 使用中も開封保管中も不快な臭気がない
- 開封後も約2年は保存できるので、少量づつ長期間使うこともできる
などの特色をもち、誰にでも、どこにでも使いやすい製品です。
また、VOC(揮発性有機溶剤)をごく少量しか含まないうえに、リサイクル材を原料にしているので 環境に優しく、常温補修材の中では珍しいエコマーク製品です。
海外にも、輸出や技術移転の実績のある 優れた国産技術です。
コラム
排水性(高機能・低騒音)舗装には専用の資材が必要です。
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既設アスファルトに揮発性の溶剤がしみこみすぎて
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既設アスファルトをグズグズにしてしまいうまく補修できないことがあります。
しかしYKアスコンシリーズは
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揮発性の溶剤を含まず
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既設アスファルトにしっかりくっつきます。
汎用的な YKアスコン 密粒 細粒
ポットホールの補修、段差修正、オーバーレイなど 汎用的に使えるタイプです。
骨材のサイズは 下は砂粒から 上はトップ13mmφ(密粒)または7mm(細粒)です。
施工方法
- 補修箇所の土砂や、以前の補修で劣化した既設アスファルトのポロポロまたはベタベタを取り除いてください。雨水などの水は全く問題ありません。
- 地温が10度以下ならタックコートして下さい(養生時間を十分にとり、表面のベタつきがおさまってから次に進んで頂くことを推奨いたします)。
- 袋から出して敷きならします。サラサラしていて手や服を汚さず楽に扱えます。自動車などに踏まれる圧力で堅くなる製品なので余盛りは十分にして下さい(特に端の部分)。また端の部分に大き目の石を残さないようにすればすりつけ施工も可能です。
- 補修箇所が深い場合には、一層の厚みは5cmまでとして突き棒などで転圧してください。浅く広い補修は簡単に転圧し、深く狭い補修はやや念入りに転圧を行います。
- すぐに交通開放しても流動したり、ベタついたりしません(猛暑時などベタつきが特に懸念される場合、御要望があれば石粉をサービスいたします)。
長期耐久性の PPアスコン
一口に常温補修材といっても その耐久性は製品によって大きく異なり 一雨降れば元のような穴があいてしまうものから、うまく施工すれば1年程度もつもの(YKアスコンも このタイプです)まで様々です。
PPアスコンは 応急補修の常識を超えるほどの耐久性をもつタイプです。特にオーバーレイに利用すると 大きくコストダウンに貢献できる製品です。
施工方法
- 以前の補修でかえって劣化しているところは、はつりとって下さい。
- 次に、ゴム入り乳剤かバーナー(70度が理想的)下地処理してください。
- 一層を10mm程度して 突き棒や転圧機で転圧します。
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二層目以降は、20mm程度づつ重ねて転圧します。地温が10度以下の場合には 一層目の上部の表面にも2のような下地処理をしてください。
最後にバーナーで軽くあたためてから仕上げ転圧をすると更にきれいに仕上がります。 -
完成
施工後直ぐに、開放することが出来ます。
ポットホール補修を最速で YKパック
通常の常温補修材を使うときは 適量を見量って地面に盛り、余盛りをつけて平らにならし、転圧をかけ、(盛夏などには)石粉をまく という一連の作業が必要です。
しかし高速道路、交通量が多い箇所、狭い道路では作業時間の短縮が厳しく要求されることがあり、なるべく交通規制を避けたいこともあります。
YKパックは作業が非常に短時間で終わるので 交通規制をかけなくてすみます。合材が不織布の中に入っており、補修箇所に置いて踏むだけで施工できます。(あとは通行する車に踏まれて自然転圧がかかります。余盛をつけて下さい。)
施工例1
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置いたところ
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10日後
施工例2
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置いたところ
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10日後
余盛りをしっかりとり、穴の中に隙間が無いように多めに詰めて下さい。
これらだけでなく
- スピーディに長期耐久性のある補修のできる「PPパック」
- ゼロすりつけまで可能な「薄層」
他の維持補修資材もございます。