地面やバラスト(小石)の上などに油をこぼして染み込ませてしまったとき、そのままにしておくと、雨が降ると油膜が浮いて河川に流れ込んでしまいます。
しかも土の中の油は簡単には回収できません。



そのような油を微生物に食べさせて分解してしまう、これがバイオ=レメディエーション(微生物修復)です。
ACバイオは、地面やバラスト(小石)の下にしみこんでしまった油をその微細なカプセルの中に吸収して閉じ込め、その場でバイオ=レメディエーションにより、油を分解してしまいます。
使い方
| 油のこぼれた土 | 油汚染土を、掘り取って畝のように積み上げ、あるいは そのままで、こぼれた油量の20%程度のACバイオを 混ぜ込む。 時々、土を切り替えして空気を入れる。 分解が終了するまでの間、雨などで油膜が流れ出さないか確認しておく。 |
| 油のこぼれたバラスト | 農業用噴霧器で吹き込む。 または少量の水で流しいれる。 分解が終了するまでの間、雨などで油膜が流れ出さないか確認しておく。 |
他のバイオレメディエーション資材と比べたACバイオの特色
ACバイオは特殊な微生物を移植するものではありません。
その土地にもとから生息する微生物を活性化させるものです(バイオ=スティミュレーション)。
生きた微生物を含まないので品質保持期間が長く、しかも外来微生物を移植しないので既存の生態系への影響が小さくてすみます。
微生物の中には、酸素(O2)を吸って、油(炭化水素 CmHn)を食べて、二酸化炭素(CO2)と水(H2O)に分解するものがいます。
これらは決して珍しいものではなく、どこにでもいるものです。
つまりこれらの微生物が生きるに適当な環境さえあれば、どこでも油は分解されうるのです。
ACバイオは、そのような微生物の生育に不可欠な「有機体窒素」や「リン酸」などを豊富に含む天然物由来の栄養剤なのです。
ちなみに、油を分解する微生物を培養して移植する手法をバイオ=オーグメンテーションといいますが、その資材として生きた微生物を使用するので、製品の品質保持期間は短くなりがちです。またこれを使用すると既存の生態系への影響が大きくなる可能性があることから政府の審議会から利用指針も出されています。
バイオ=レメディエーションは手軽で安価な工法ですが、油の完全分解には数週間から数ヶ月の期間がかかります。
その間に雨が降ったような場合に 未分解の油が大量に流れ出ては困ります。
ACバイオは油を吸着保持する力が強いので、油の分解前でも油膜の発生を大幅におさえることができます。
なお、油膜をおさえたい場合には 油量に対して2倍程度のACバイオを使用してください。

| 外観 | 淡褐色粉末 微臭 |
|---|---|
| 荷姿 | 20kg 紙袋(ビニール内袋) |
